[2005.07.18]
  nExt dIsh


 ▼Faster connections always bring major changes(USATODAY.com)【英語】
  http://www.usatoday.com/tech/columnist/andrewkantor/2005-07-15-fast-connections_x.htm


 電話はIP電話でもう食った。ラジオもネットラジオでもう食った。CD屋もiTMSでもう食った。次に食うのは,なんだろね。

quote:アンドリュー・カンター氏のコラム。ある小さな電子通信会社はクールなことをしている。それはIPTVサービスだ。IP電話やインターネット接続の線でテレビ放送を送るのだ。DVD品質のテレビ放送を送るには,どれだけの帯域幅が必要か? 答えは3〜3.5Mbps。新規に提供されているADSL2+なら22Mbpsなので,ハブでわけて複数の部屋で異なったテレビ番組を観ても十分だ。モデムからブロードバングへの移行は,物事を劇的に変える。あなたが4.7GBのDVDをダウンロードしようとしたとき,56Kモデムでは186時間かかり,非常に速いケーブルテレビ接続でも2時間以上かかる。だが次世代のインターネット2のバックボーンとなるアビリーンネットワークでは,5秒未満だ。

 もう少し引用を続けよう。マサチューセッツ工科大学2年のウェイン・チャン氏はアビリーンで動作するP2Pソフトのthe i2hubを作った。the i2hubは,現在400以上の大学を接続している。学生はそれが大好きだ。そして音楽と映画を共有している。米国外との接続はやや遅くなるが,それでも歌1曲は数秒,DVD映画も数分だ。レコード産業は進行中の何百もの訴訟でPR活動を行っているが,それは小石を機関車に投げつけているようなもの。数人の乗客をこわがらせて誰かを傷つけるかもしれないが,列車を止めることはできない。アビリーンが一般に浸透し始めたとき,すべてが変わる,再び。と,ここまでが引用。米国はまだ日本ほどブロードバンドが普及していないので違和感があるかもしれないが,すでにその先にあるインターネット2に憧憬がつのっている。

 テレビなんかのために東京タワーのようなでかいアンテナを立てたり,わざわざ宇宙船を打ち上げるなんて,すべて金のムダだ。100年後の世界ではすべてのテレビ放送はIPTVとなっている。実際のところ,IP網に移行できるものはすべて移行する。すべてのメディアは当然のこと,もうすでに一部は始まっているが,なにかを売る販売店も,学校も,企業も,ネットワーク上を中心に活動していないなんて珍しい存在となる。冗談を云っていると思っている人がいるだろうか? まったく冗談ではない。ネットワークは,すべてを食い尽くす。食えないものなど,ほんのわずかしか残らない。アビリーンをスピード狂時代だと記事の見出しは云うが,ある程度のスピードがあれば,あとはオマケでしかない。すべてを食い尽くすには,もう十分なのである。さて,次のディッシュはなにかな?

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